くらしの植物苑にて(2) 特別企画「冬の華・サザンカ展」(その2 カンツバキ群②)

 1月29日、佐倉市にある「くらしの植物苑」(国立歴史民俗博物館)の特別企画「冬の華・サザンカ展」(2021年11月30日~ 2022年1月30日)を見に行ってきました。  今回は、カンツバキ群のサザンカの紹介、2回目です。 カンツバキ群(開花期は11~3月)  中部地方に古木が多い「獅子頭」がもとになってつくられたもので、真冬に、八重や獅子咲きなどの華やかな花を咲かせます。花色は、白…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(9) 各賞受賞作品などから(カトレア・トリアネなど)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」で見た花です。  今回も、平台に展示された各賞受賞作品などから紹介しています。  最初はカトレア・トリアネですが、個体によって少しずつ異なる花が咲くのが分かります。 カトレア・トリアネ ‘マイ プリティ’ C. trianae 'My Pretty' 小泉邦夫さん < みやぎ洋蘭友の会賞> カトレア・…

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くらしの植物苑にて(1) 特別企画「冬の華・サザンカ展」(その1 サザンカ群 & カンツバキ群①)

 1月29日、佐倉市にある「くらしの植物苑」(国立歴史民俗博物館)の特別企画「冬の華・サザンカ展」(2021年11月30日~ 2022年1月30日)を見に行ってきました。  一昨年は12月16日に行ったのですが、ハルサザンカ群が咲いていなかったので、今年はハルサザンカ群の花を見るのが主目的でした。  今回は、まだ咲き残っていたサザンカ群やカンツバキ群の花の紹介です。 サザンカ群(開花期…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(8) 各賞受賞作品などから

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」で見た花です。  今回は、平台に展示された各賞受賞作品などから紹介しています。 < 入間洋蘭会賞 > カトレア・ワルケリアナ ‘カメラ’ C. walkeriana fma S/A 'camera' 和田キミ子さん < 浜松蘭友会賞 > カトレア・アラオリ アルベセンス C. alaorii fm…

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つくば植物園にて(9) 多目的温室の花など②(シマアケボノソウ、アマミタムラソウなど) & 絶滅危惧種植物温室にて(カンアオイ)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、多目的温室で見た花の続きと、絶滅危惧種植物温室でみた花などです。 シマアケボノソウ(島曙草) リンドウ科センブリ属の多年草。絶滅危惧Ⅱ類(VU) 八重山諸島(石垣島・西表島)の固有種 もともと個体数が少ない上に、開発などによって減少している 花は白地に濃紫色の斑点が入り、アケボノソウにもセンブリにも似ていない…

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つくば植物園にて(8) 多目的温室の花など①(オキナワスミレ、アマミアセビ、アリサンバライチゴ、ダイトウワダン、オオシロショウジョウバカマなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、多目的温室で見た花などです。昨年11月に行ったときは世界の珍しい野生ランの展示でしたが、今回は南西諸島や小笠原諸島など、亜熱帯に分布する絶滅危惧種などが展示されていました。 オキナワスミレ(沖縄菫) スミレ科スミレ属の多年草。沖縄固有種。絶滅危惧IB類(EN) 学名はViola utchinensisで、沖縄…

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つくば植物園にて(7) 熱帯雨林温室の花など③ & 水生植物温室の花

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  前半は、熱帯雨林温室で見た花などの続きですが、冒頭の2種類はヒガンバナ科の花です。これまでに見たことがない品種でした。  後半は、水生植物温室で見た花です。 パラモンガイア・ウェベルバウエリ(ウェーバーバウエリ) ヒガンバナ科バラモンガイア属の多年草(球根)。ペルー、ボリビア原産 花径は16cm位。とても珍しい。初…

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つくば植物園にて(6) 熱帯雨林温室の花など②(ランの色々、スパトグロッティス、エスキナンサス、カメリア・ロシフロラ、ベトナムツバキなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、熱帯雨林温室で見た花などの続きです。  2階の西側回廊から東側回廊に移動すると、すぐ左手に原種ランの展示室があるのですが、逆光の上、ガラスに白いものが付着していて、写真には不向きです。それでも、何とかレタッチして、見られる写真を並べてみました。 デンドロビウム・カスバートソニイ Dendrobium cuth…

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つくば植物園にて(5) 熱帯雨林温室の花など①(インドボダイジュ、テコマンテ・デンドロフィラ、ホンコンシュスラン、ツルタコノキ、アグラオネマ・クリスプム、クロトンモドキなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、サバンナ温室や熱帯資源植物温室の背後に位置する、熱帯雨林温室で見た花などです。  2階の西側から入るのですが、外は寒いので、メガネやレンズが曇ってしまいました(室温は23℃、湿度は80%)。 デンドロビウム・ストラティオテス Den. stratiotes ラン科セッコク属の多年草。インドネシア原産 この…

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つくば植物園にて(4) 熱帯資源植物温室の花(コルムネア、バナナ、オドントネマ、メガスケパスマ、バルレリアなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、サバンナ温室と繋がっている熱帯資源植物温室で見た花などです。 コルムネア・リネアリス イワタバコ科コルムネア属の非耐寒性常緑多年草。中米原産 コルムネアはオレンジの花が多い中で、これはピンクの花で、 初めて見ました。金魚のような形の花で、筒状唇形花と言われます アカバナナ(赤甘焦) バショウ…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(7) パフィオペディルムの色々

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」で見た花です。  今回は、平台に展示されたパフィオペディルム中から紹介しています。 < レッドリボン > パフィオぺディラム・フェイリアナム Paph. fairrieanum 斉藤正博さん < レッドリボン > パフィオぺディラム・カイブランシェ ‘チーズ パイ’ Paph. Kai Blanc…

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つくば植物園にて(3) サバンナ温室の花③(2種類のバンクシア、エリカ各種、ペラルゴニウム・クラッシカウレ、グレビレア・ビピンナティフィダなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回も、前記事に続いて、サバンナ温室で見た花などです。  前記事で「みごろ1位」となっていたススキノキを紹介しましたが、今回も同じ「みごろ1位」となっていた植物「パンクシア」からです。  バンクシアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木で、オーストラリア東部~南東部に分布する固有種。約80種類が知られています。 バンク…

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つくば植物園にて(2) サバンナ温室の花②(クサントロエア・グラウカ、カナリーキキョウ、アメリカハマグルマ、センニチコボウ、モクシュンギク、トゲナシハナキリンなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回も、前記事に続いて、サバンナ温室で見た花などです。  冒頭は、温室の植物で「みごろ1位」となっていた植物です。細長い葉を周囲に伸ばした幹の頂点から長い棒状のものが伸びています。 クサントロエア・グラウカ(ススキノキ) ワスレグサ科ススキノキ属の常緑剣葉低木。オーストラリア東部原産。古い葉が、赤みを帯びた結晶性樹脂に…

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つくば植物園にて(1) サバンナ温室の花①(マンドレイク、エリカモドキ、キルタンサス、多肉植物の花、オキザリス・ギガンティア、ユーフォルビア)

 「ネタ切れ時のつくば植物園(正確には、国立科学博物館筑波実験植物園)」ということで、1月22日に行ってきました。  冬の温室に入るとレンズが曇るのですが、ここの温室の中では曇りが取れやすいサバンナ温室からです。  ここで、大変珍しい「マンドレイク」の花に出会いました。高温多湿の日本の夏を嫌がるため、国内での開花は珍しいそうです。勿論、初見です。 マンドレイク ナス科マンドラゴラ属(…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(6) レッドリボン・ホワイトリボンの作品から(1)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」で見た花です。しばらく途切れてしまいましたが、今回から再開です。しかし、また途中で途切れるかも知れません。  平台に置かれた作品で、各部門の第二席(レッドリボン)、第三席(ホワイトリボン)となった作品、又は、各賞を受賞した作品の中から紹介しています。 < レッドリボン  プロジェクト・ヤマダ賞 > カトレア・パーシバリ…

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川口市立グリーンセンターにて(4) 大温室で見た花など

 1月15日に川口市立グリーンセンターに行ってきました。  今回は大温室(熱帯温室)で見た花などです。大温室は熱帯温室と水生温室、サボテン温室の3つの建物からなり、全て連続しています。  鑑賞温室ではアリストロキア・トリカウダタというウマノスズクサ科の奇妙な花が咲いていましたが、ここの熱帯温室では、アリストロキア・ギガンテアという、もっと奇妙な花が咲いていました。 アリストロキア・ギガ…

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川口市立グリーンセンターにて(3) 鑑賞温室の花など(2)スティフティア・クリサンタ、テイキンザクラ、ベンガルヤハズカズラ、ヤエサンユウカ、カエンカズラ、ホザキアサガオなど

 1月15日に川口市立グリーンセンターに行ってきました。  今回は鑑賞温室で見た花の続きと、熱帯植物温室で見た花などです。 スティフティア・クリサンタ キク科スティフティア属の常緑小低木。ブラジル原産 パフのような黄色い花(糸状の小さな花の集合体)で、花径は5cm位 過去に、熱川バナナワニ園で一度見たきりで、かなり珍しい植物だ。 花後の姿 ヤトロファ・インテ…

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川口市立グリーンセンターにて(2) 鑑賞温室の花など(1)ベニゲンペイカズラ、パポニア、アリストロキア・トリカウダタ、フブキバナ、レモン、チャイニーズハットなど

 1月15日に川口市立グリーンセンターに行ってきましたが、今回は鑑賞温室で見た花などです。鑑賞温室はランがメインの展示ですが、今回はラン以外の植物を取材しました。 ベニゲンペイカズラ(紅源平葛) クマツヅラ科クレロデンドルム属の多年草 ゲンペイカズラ(源平カズラ)と、ベニバナクサギ(紅花臭木)の交配種 パボニア・インテルメディア アオイ科ヤノネボンテンカ属の常緑小低木。…

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川口市立グリーンセンターにて(1) 梅(八重寒紅、麝香梅、緋の司)、蝋梅、サザンカ、ヒイラギナンテンなど

 1月15日、埼玉県にある川口市立グリーンセンターに行ってきました。  お目当ては早咲きの梅ですが、咲いていなくても、ここには温室があるからネタは確実に稼げます。 川口市立グリーンセンターのホームページです (画像クリックでホームページが開きます) 園内マップです(梅林は右端=南にあります)  梅は園内に約40品種約160本あるそうですが、やはりまだ盛りには遠く、3品種4本…

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水戸市植物公園にて(5) 観賞大温室の花々(2)「花の滝」、ドンベア・ウォリッキー、ランの色々、ハナキリン、ユーフォルビア‘銀竜’など

 1月12日、4年ぶりに行った水戸市植物公園に行ってきました。  今回は改装された観賞大温室で見た花々の続きを紹介します。 南東側の入口から入ると、4年前とは雰囲気がかなり違います 昨年、新たに造られた「花の滝」という「モザイカルチャー」(※) (※)モザイカルチャーとは、金属のフレームに花や緑を植え込み、大型の立体作品に仕上げる園芸アートのことで、「モザイク」と「カルチャー…

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水戸市植物公園にて(4) 観賞大温室の花々(1)パポニア、ペトレア、シクンシ、サンゴバナ、コダチヤハズカズラ、歩ワインとキャンドルなど

 1月12日、4年ぶりに行った水戸市植物公園に行ってきました。  今回は改装された観賞大温室で見た花々を紹介します。 東南方向から見た観賞大温室(外壁が綺麗になった) 中庭も整備された。とビアリーは成形中 北東隅の入口から延びる回廊の床が張り替えられた パボニア・インテルメディア アオイ科ヤノネボンテンカ属の常緑小低木。原産はブラジル 赤いのは苞。花弁は…

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水戸市植物公園にて(3) 水戸徳川家の蘭(その2) 圀斉氏が栽培していたパフィオペディルム & 熱帯果樹温室にて

 1月12日、4年ぶりに行った水戸市植物公園に行ってきました。  今回は、前記事に続き、「水戸徳川家の蘭」展に出展されたパフィオペディルムですが、圀斉氏が交配親として栽培されていた品種の紹介です。 パフィオペディルム・メドウ・スィート ‘ピュリティ’ Paph. Meadow Sweet 'Purity’ (Chilton x F.C.Puddle) 英国の育種家が作出し、1…

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水戸市植物公園にて(2) 水戸徳川家の蘭(その1) 圀斉氏が作出したパフィオペディルム

 1月12日、4年ぶりに行った水戸市植物公園に行ってきました。  今回は「水戸徳川家の蘭」展に出展されたパフィオペディルムの色々を紹介します。 展示の様子です 水戸徳川家の蘭 ~限りなく白い花をめざして  水戸徳川家の14代当主の圀斉(くになり)氏(明治45(1912)年~昭和61(1986)年)は洋ランのパフィオペディルムの育種家です。  限りなく白い花を理想とされたので、残…

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水戸市植物公園にて(1) 葉ボタン、ダイサギ、スノードロップ、フラワーアレンジメント

 1月12日、温室などが改修中だったり、新型コロナの蔓延だったりで、しばらくご無沙汰していましたが、4年ぶりに水戸市植物公園に行ってきました。 入口を抜けるとテラスガーデンで、葉ボタンやビオラなどが植えられています 植物公園の案内図です(入口は左上、今回の目的は下部の植物館です 氷が残る小池の奥に見える建物が改装された観賞大温室です 小池にはカモた…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(6) フレグランス部門の作品紹介

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。  今回はフレグランス部門の作品紹介です。画面から香りを感じてもらうのは不可能ですが、各賞受賞花の香りについては、審査員の説明が表示されていました(お名前の下に「  」で表示)。  残念ながら、今回も写真写りが良くないです。ご容赦下さい。 フレグランス部門の展示の様子です 各賞受賞作…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(5) 入賞作品の紹介(その4)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。  今回は会場の一番奥に展示された「入賞作品展示コーナー」の作品紹介、ラストです。ここに並ぶのは、全て第1席(ブルーリポン)となった作品です。  今回はひな段の下段中央部分に並んだ作品です。なお、各賞の付与がない作品は重複受賞なしのルールが適用されたものです < 福島洋蘭園賞 > カ…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(4) 入賞作品の紹介(その3)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。  今回は会場の一番奥に展示された「入賞作品展示コーナー」の作品紹介の続きです。ここに並ぶのは、全て第1席(ブルーリポン)となった作品です。  今回はひな段の上段左端からです。なお、各賞の付与がない作品は重複受賞なしのルールが適用されたものです < 須和田農園賞 > カトレア・ド…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(3) 入賞作品の紹介(その2)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。  今回は会場の一番奥に展示された「入賞作品展示コーナー」の作品紹介の続きです。ここに並ぶのは、全て第1席(ブルーリポン)となった作品です。  下の写真の上段は前回紹介しましたので、今回は下段の左からです。なお、各賞の付与がない作品は重複受賞なしのルールが適用されたものです < サンパ…

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(2) 入賞作品の紹介(その1)

 1月6日、池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。  今回は会場の一番奥に展示された「入賞作品展示コーナー」の紹介です。ここに並ぶのは、予め分類された出展部門ごとに審査されて第1席(ブルーリポン)となった作品です。 それらの中で、更に選ばれた最優秀作品が上段中央に並びます 以下が、最優秀作品です < 会 長 賞 > …

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第61回全日本蘭協会洋らん展にて(1) 特別展示「リカステ」の色々

 1月6日、この日から池袋サンシャインで開催された「第61回全日本蘭協会洋らん展」を見に行ってきました。昨年はコロナ禍で開催されず、2年ぶりとなります。  全日本蘭協会(AJOS)は日本で最大の会員数を擁するラン愛好家の組織です(1958年創立、名誉会員:高円宮妃久子殿下、役員は名誉会長:福原義春、会 長:斉藤正博・理事長兼任、副会長:原幸康・坂本 英昭の各氏、以下省略)。  会場入口で…

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