第59回全日本蘭協会洋らん展(7) 香り審査部門の作品から

 第59回全日本蘭協会洋らん展(1/9~13,池袋サンシャインシティ)で見た花を投稿しています。  今回は香りの審査部門の受賞作品を紹介します。  先ずは、全日本蘭協会の部の上位三賞です。  今回は、審査員によると思われる香りの解説も記されていたので、併せて記載しておきます(「」でくくりました)。 < 第一位 ・ 資生堂賞 > リンコレリオカトレア・バーモンツ・グリーン マウ…

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第59回全日本蘭協会洋らん展(6) 上位作品の展示から(その5) & 珍しいラン

 池袋サンシャインシティで開催された第59回全日本蘭協会洋らん展の上位作品を紹介しています。  今回は、全日本蘭協会の会員として、各審査部門に出品された上位受賞作品の残りを紹介します。 < サンパウロ蘭協会賞 > デンドロビウム・テトラゴナム Dendrobium tetragonum 櫻井 一さん(出品部門18) オーストラリア原産。花が面白い。多肉質の茎の断面が四角い …

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第59回全日本蘭協会洋らん展(5) 上位作品の展示から(その4) & プレウロタリス属

 池袋サンシャインシティで開催された第59回全日本蘭協会洋らん展の上位作品を紹介しています。  今回は、全日本蘭協会の会員として、各審査部門に出品された上位受賞作品を紹介します。  それらの作品は入賞作品展示コーナーの左の方に集められていました。 < 藤沢洋蘭愛好会賞 > カトレア・ミニパープル ‘ブルーリバー’ C. Mini Purple 'Blue River' 倉…

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第59回全日本蘭協会洋らん展(4) 上位作品の展示から(その3)

 池袋サンシャインシティで開催された第59回全日本蘭協会洋らん展の上位作品を紹介しています。  今回は、前記事に続き、友好団体から出品された上位受賞作品の続きを紹介します。 < ワカヤマオーキッド賞 > カトレア・ワルケリアナ・チポ ‘ラブアフター#3’ C. walkeruana tipo 'Love After #3' HCC/ACWJ 佐藤悦朗さん(日本ワルケリアナ協会) …

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第59回全日本蘭協会洋らん展(3) 上位作品の展示から(その2)

 池袋サンシャインシティで開催された第59回全日本蘭協会洋らん展の上位受賞作品を紹介しています。  今回は展示された上位受賞作品のうち、愛好団体として出品された方の作品を紹介しようと思います。 < 国際園芸賞 > アングレカム・エブルネウム Angraecum eburneum 'Aiwa' 上里忠彦さん(むさし野蘭会) マダガスカル、コモロ、マスカレン諸島に分布する大型…

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第59回全日本蘭協会洋らん展(2) 上位作品の展示から(その1)

 池袋サンシャインシティで開催された第59回全日本蘭協会洋らん展に出品された1,200もの作品の中で、上位となった受賞作品を紹介します。  上位となった作品とは、出品花を審査部門別または友好団体別に分け、各部門ごとに1席(青リボン)となったものです。  その中で、更に、審査部門別1席の作品から、(全日本蘭協会の)会長賞、協会賞、優良賞が、友好団体別1席の中から、最優秀賞、優秀賞、優良賞が授与…

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第59回全日本蘭協会洋らん展(1) 会場の概要とフラワーアレンジメント教室

 池袋サンシャインで「サンシャインシティは花盛り!2020~蘭でおもてなし~」と題して、1月9日から13日まで、「第59回全日本蘭協会洋らん展」が開催されていました。詳細についてはサンシャインシティのニュースリリースが詳しいです(こちら)。  主催の全日本蘭協会は洋蘭愛好会の団体で、この洋らん展には約220名(23の愛好団体+個人)から約1,200株の洋蘭が出展されるという、趣味家が主催する洋…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(7)水族館の生物(クラゲ、淡水エイ、アジアアロワナ、ヨダレカケ、サギフエ、ユメカサゴなど)

 1月2日に訪れた板橋区立熱帯環境植物館の水族館で見た生物です。  ここに展示された生物の殆どは横浜・八景島シーパラダイスで育てられてきたものです。  勿論、熱帯魚の展示はありますが、今回は目先をちょっと変えてみました。 ミズクラゲ 日本を始め、世界中の海に生息。傘径は30cmになる 毒の強さは非常に強力 サカサクラゲ 名の由来は、♨のように、傘を逆さにして泳ぐことから …

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板橋区立熱帯環境植物館にて(6)メディニラ・スペキオサ、バンダ、ポインセチア、スネイルフラワー、ネオレゲリア、キンゴウカンなど

 1月2日に訪れた板橋区立熱帯環境植物館で見た花たちです。  今回は「冷室」と呼ばれる、熱帯高山帯の雲霧林を再現した部屋で見た花の続きです。 メディニラ・スペキオサ ノボタン科メディニラ属の常緑小低木で、原産はインドネシアのジャワ島 残念ながら、花は一輪も見つかりませんでした フラグミペディウム・シュリミー Phragmipedium schlimii コロンビアの標高10…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(5)ベンガルヤハズカズラ、ウィトフィルディア・エロンガータ、キンカチャ、コウトウシュウカイドウなど

 1月2日に訪れた板橋区立熱帯環境植物館の温室で咲いていた花を紹介します。 ベンガルヤハズカズラ(ベンガル矢筈葛) キツネノマゴ科ツンベルギア属のつる性宿根草 学名:ツンベルギア・グランディフローラ ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉) アオイ科フヨウ属の常緑低木。原産は熱帯アメリカ デンドロビウム交配種 Den. ophioglossum x miyakei …

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ソシンロウバイ、シャコバサボテン、アロエ、ニホンスイセン、サガギク、ツタンカーメンのエンドウ

 久しぶりに、ウォーキング中に見た花を投稿します。  探していたロウバイの花がやっと見つかりました。 ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。中国原産のロウバイの変種 この木には枯葉がたくさん残っていました 花は雌性先熟。咲き初めは雄しべが開いていて、花粉はまだ出ない 上の花は雌しべが他からの花粉を受け入れる状態。成熟してくると 雄しべが雌しべについ…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(4) デンドロビウムの色々

 1月2日に板橋区立熱帯環境植物館を訪れました。  今回のラン展のメインテーマは「デンドロビウム」で、そ多様な種類を系統に分け、その魅力を紹介するというものでした。  デンドロビウムの語源は、ギリシャ語の「木に生きる」という意味で、野生では殆どが樹上に着生しています。東南アジアを中心に1000以上の原種があり、形態や新種の多さから、系統別に分けられることが多いランです。  また、日本の…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(3) 神代洋らん友の会の作品展②

 板橋区立熱帯環境植物館で開催中のラン展に出品された「神代洋らん友の会」の皆さんの作品を紹介しています。 カトレア・プリンセス・ベルス ‘ベティーズ・ブーケ’ C. Princess Bells ‘Betty's Bouquet’ (C. Empress Bells x C. Bob Betts) 数多くの極整型白花銘花を輩出した白花の銘親同士の交配種 島村正義さん カ…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(2) タイガーオーキッド & 神代洋らん友の会の作品展①

 1月2日、板橋区立熱帯環境植物館で1月13日まで開催されているラン展を見に行ってきました。  企画展示室のラン展入口から見て左手前に、「タイガーオーキッドが咲きました」と書かれたパネルがあり、大きな植物に花が咲いていました。  タイガーオーキッドはラン科グラマトフィルム属の着生蘭で、学名はグラマトフィルム・スペキオスム、和名はホウオウラン(鳳凰蘭)です。  草丈は7mを超え、花径10cm…

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板橋区立熱帯環境植物館にて(1) ウェルカムフラワーや生け花など

 1月2日、板橋区立熱帯環境植物館に行ってきました。この植物館は、夢の島同様、清掃工場で発生した熱を温室に利用しており、水族館も併設されています。また、別棟ですが、温水プールも設置されています。都営三田線の高島平駅から徒歩7分程度で、アクセスも良いのです。  今回の目的は企画展示室で開催されているラン展を見るためです。小規模なものですが、新年に開催するのはここが一番早いのではないかと思います。…

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ドンベア・ウォリッキー、エパクリス・レクリナータ、バンダ・サンサイブルーなど & カンザキアヤメ

 昨年12月27日に、夢の島熱帯植物館に「鼠の名の付く植物展」を見に行きましたが、温室にも入ってみました。  前回来てから1週間足らずですが、ドンベア・ウォリッキーやエパクリス・レクリナータが新たに開花していました。 ドンベア・ウォリッキー(ドンベア・ワリッキー) アオイ科ドンベア属の非耐寒性常緑低木。原産はマダガスカル諸島 50個ほどの小花の集まりが15cm程の半球体となり、垂れ下…

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鼠の名の付く植物展(2)金紐、鼠刺、四十八茶百鼠、不尽木、鼠麹草、鼠黐など

 夢の島熱帯植物館で1月26日まで開催されている「鼠の名の付く植物展」で展示された植物、その2です。 金色ねずみの尻尾 サボテン科アポロカクタス属の植物。メキシコ原産 「金紐」の名で流通するキンヒモサボテン。その英名がこの名前 写真のように、別のサボテンに接ぎ木することで、丈夫に育つという ネズミサシ(鼠刺) ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹。在来種、別名:ネズ(杜松)など …

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鼠の名の付く植物展(1)ネズミノオゴケ、ねずみはこべ、ねずみつぐろ、クリスマスマウス、ミッキーマウスの木、薬用鼠尾草など

 今年の干支はねずみですね。夢の島熱帯植物館で12月26日から「令和2年 鼠の名の付く植物展」が開かれているので、年末年始の休館日になる前に見に行ってきました。  植物展では16種類が展示されていましたので、2回に分けて紹介します。 ネズミノオゴケ(鼠の尾蘚) アオギヌゴケ科ネズミノオゴケ属のコケ類 日本、朝鮮、中国、ロシア、ヨーロッパ、北アメリカに分布 和名の由来は鼠の尾…

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あけましておめでとうございます

 皆さん、あけましておめでとうございます。        本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  今日は、長男夫婦や孫たちを招いて、これから新年会です。  写真は、早めにやってきた孫のひろ君とさーちゃんです。  皆さんに、お年玉をひとつ、プレゼントします。  気持ち玉を付ける場合は、例えば「ナイス」アイコンをクリックします。すると、画面が切り替わり、…

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小石川植物園にて(5)温室1と温室6で見た花:ムニンタイトゴメ、シンニンギア、ミラビリス、チランジア、トクサラン、レリア・アウツムナリスなど

 12月21日に訪れた小石川植物園の新しい温室で見た花たちを記録しています。  今回は、温室の正面入口から見て、一番左端の温室1と、その背後にある温室6で見た花です。  まずは温室1から。ここには主に乾燥地の熱帯植物が展示されています。 ムニンタイトゴメ(無人大唐米) ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草。小笠原諸島の固有種 山頂部の日当たりの良い岩場で咲く 絶滅危惧IB類(EN…

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小石川植物園にて(4)温室2と温室3で見た花:アサガオ、シマカコウソウ、アンボレラ、キンゴウカン、ジャワ・ジンジャー、ベニマツリなど

 小石川植物園の新しい温室で咲いていた花を紹介しています。今回は、温室3(正面入口ホール)とその左手にある温室2で見た花です。  温室3では何と、アサガオが咲いていました。 アサガオ1(東京古型、とうきょうこけい) 遺伝子分析でアサガオの標準型とされた品種です 詳しくは小石川植物園の解説をご覧下さい → こちら アサガオ2(黄斑入蝉葉黒鳩縞丸咲) 大輪品種。銘は「月夜野」…

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小石川植物園にて(3)温室4で見た花:サツマイナモリ、グリフィニア・ヒアシンシナ、サンゴバナ、ツバキカズラなど

 小石川植物園の新しい温室で咲いていた花を紹介しています。今回は、正面入口から見て、左手の温室4で見た花です。この温室には、主として日本及び東アジアの熱帯植物が展示されているそうですが、南アメリカや南アフリカ原産の植物も展示されていました。 サツマイナモリ(薩摩稲森) アカネ科サツマイナモリ属の多年草。関東南部以西〜沖縄の林内に生える ダイトウワダン(大東わだん) キク科…

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小石川植物園にて(2)冷温室と温室5でみた花 ダイモンジソウの変種、ミツバオウレン、ミチノククワガタ、ツルワダン、ユズリハワダンなど

 小石川植物園に新しく出来た「冷温室」で見た花たちです。希少種が集められているようでした。 冷温室内の展示の様子です ちょっと見難いですが、緑色のネットがあり、半分だけの公開です 地植えの植物は何年かすると良くなるでしょう イズノシマダイモンジソウ(伊豆の島大文字草) ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。ダイモンジソウの変種 房総半島南部、三浦半島と伊豆諸島の分布。花期…

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小石川植物園にて(1) ムレスズメ & 新温室の概要

 小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科の附属施設)で、11月19日に新温室がオープンしたと新聞に出ていましたね。早速見に行きたかったのですが、1か月後の12月21日に見に行ってきました。  新温室の床面積は約1,250㎡で、旧温室(1964年建造・2014年閉鎖)の約4倍(公開部分は2倍)に広がったとのことで、東南側には「冷温室」(約100㎡)も出来ていました。なお、新温室が出来たので、植…

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初冬の新宿御苑にて(6)メディニラ・スペキオサ、ハイビスカス、アブチロンなど & 新宿御苑栽培洋ラン展⑤

 12月21日に訪れた新宿御苑の大温室で見た花たちです。 メディニラ・スペキオサ ノボタン科メディニラ属の常緑小低木。ボルネオ~フィリピンに分布 花序を包み込むような苞をもつマグニフィカ種もあります ハイビスカスの一品種 この品種は雄しべが長く、先端から見るとリング状に見えます こちらは普通のハイビスカス、しべの状態を比べて下さい アブチロン(黄花)…

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クリスマスを彩る植物展(その2) & クレロデンドルム、黄鳳、シーマニア、極楽鳥花、サンゴシトウなど

 12月20に夢の島熱帯植物館で開催中の「クリスマスを彩る植物展」で見た植物の続きです。 クレマチス ‘ジングルベル’ (キンポウゲ科) 1995年にイギリスだ作出された冬咲きのクレマチス 花色は薄いグリーンから白に変化する(フラッシュ使用) シクラメン (サクラソウ科) ヨーロッパを中心にクリスマスを代表する鉢花で、日本でもお馴染み ベツレヘムの星 (キキョウ科…

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クリスマスを彩る植物展(その1) & ブラシノキ(赤・白)、カロライナ・ジャスミン

 夢の島熱帯植物館で「クリスマスを彩る植物展」が開かれていたので、12月21日に見に行ってきました。 ロビーには大きなクリスマスツリーの飾り付け 「クリスマスを彩る植物展」はロビーから温室のAドームに至る通路で開催 クリスマスローズ (キンポウゲ科) クリスマスローズは本来、12月頃咲くニゲルという原種をさします 寒い真冬に咲く純白の花は「キリスト生誕の象徴」とされ…

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初冬の新宿御苑にて(5) 小黒油茶、ルエリア・デボシアナ、ベニバナクサギ & 新宿御苑栽培洋ラン展④

 12月13日に訪れた新宿御苑の大温室で見た花です。  小黒油茶と書かれた、サザンカのようなツバキを初めて見ました。小黒油茶は中国名で、日本では単にメイオカルパと呼ばれているようです。2番目のルエリア・デボシアナも初めて見ました。 カメリア・メイオカルパ ツバキ科ツバキ属の常緑小低木。中国名:小黒油茶 原産は中国(福建、江西、湖南、広西、貴州)。種から油を採る 花径は4~5cm。日…

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初冬の新宿御苑にて(4) 女王の木、オオハマオモト、セダム・モルガニアヌムなど & 新宿御苑栽培洋ラン展③

 12月13日に訪れた新宿御苑の大温室で見た花などです。 スクテラリア・コスタリカナ シソ科スクテラリア属の常緑亜低木。コスタリカ原産 「女王の木」や「王様の木」として流通しているが、名の由来は不明 花の形が王冠に似ているからだという説もある 初めて知りました オオハマオモト(大浜万年青) ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草 ハマオモトの近縁種。別名:タイワンハマオモト…

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初冬の新宿御苑にて(3) 新宿御苑栽培洋ラン展② & オオベニゴウカン、ツンベルギア、ベニマツリ

 新宿御苑の大温室で見た「新宿御苑栽培洋ラン展」の花と、その他の温室の花を記録しています。 リンコレリオカトレヤ・マルウォース ‘オーキッドグレイド’ Rlc. Malworth ‘Orchidglade’ FCC/AOS ( C. Charlesworthii x Rlc. Malvern ) マキシラリア・ルフェッセンス Max.rufessens 中南米の標高1,70…

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