歯科用の樹脂

画像 昼食後、歯間ブラシを使っていると、左上の奥歯に違和感がある。もしやと思って、人差し指の爪先で引掻くと、硬い物が剥がれた。やはり、小さなインレーだった。一昨年、A歯科で入れてもらったものだが、接着剤が劣化したようだ。写真は剥がれたインレー。大きいように見えるが、実際は6×4mm位。

 幸い、お気に入りのO歯科が土曜日も診察日になっているので、早速駆け込む。
 相変わらず礼儀正しい先生と美人歯科衛生士に迎えられ、診察台へ。取れたインレーを差し出すと、「これを付けても良いんですが、またいつか取れますよ。代りにお薦めしたいのは、樹脂を充填する方法です」と、治療例の写真をパソコンのディスプレーに表示してくれた。
 先生の説明を聞くまでも無く、見た目に自然で、充填跡が全く分からない。また、樹脂が固まる際、歯のエナメル質と絡み合い、絶対に取れることはないそうだ。しかも、1,000円ほどで可能とのことなので、早速お願いした。

 治療手順も、充填する部分の研磨清掃、殺菌、樹脂充填、光照射、噛みあわせ調整の研磨で、わずか10分も掛からずに完了。インレーのように、歯形を取り、セメント充填(これがすぐにはがれるんだなー)、1週間後に接着・研磨などと二度三度手間になることも無い。

 帰宅後、ネットで調べると、この樹脂は「光重合型コンポジットレジン」というものだそうだ。チューブに入った液体状の樹脂を歯に充填し、キセノンランプを照射して重合させるとのこと。金属より柔らかいので、使用感も自然であり、見た目も美しいので、審美歯科でもはやりだとか。
 光重合樹脂は1980年代に実用化されたようで、印刷インクや塗料、エレクトロニクス製品の基盤・回路加工、有機EL用シール剤、などなど多方面に使われているそうだ。
 歯科用は当初健康保険が利かなかったが、昨年3月より可能となった。

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