つくば植物園にて_2022年3月(その7) キバナトケイソウ、大型ベゴニア、コンロンカ、ウコンラッパバナ、カンキチク、バニラ、センナリバナナ、メキシコハナヤナギなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回はサバンナ温室と続いている、熱帯資源植物温室に入りました。 パッシフロラ・キトリナ トケイソウ科トケイソウ属の常緑蔓性低木。原産はグアテマラ、ホンジュラス 和名はキバナトケイソウ(黄花時計草)。花径は3~5cm 花弁が細いですが、しべの構造や副花冠はトケイソウの特徴を示しています ベゴニア・ヴィチエン…

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つくば植物園にて_2022年3月(その6) シェービング・ブラシ・ツリー、ディッキア、ユーフォルビア・プニケア、ナンヨウザクラ、カナリナ・カナリエンシス、サルビア・デスコロルなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回はサバンナ温室で見た花の続きです。 プセウドボンバックス・エリプティクム アオイ科プセウドボンバックス属の塊根植物。中米原産 長いしべが特徴の大きな花です。   初めて見ました 英名:シェービング・ブラシ・ツリー(花の様子から) 花も大きいが、葉も大きい。グアテマラの国樹に指定されている ディッキア…

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つくば植物園にて_2022年3月(その5) クリオネミミカキグサ、ヘリアンフォラ、グランサムツバキ、ウエストリンギア、フィロテカ・ディフォルミス、ディエテス・グランディフローラなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回は熱帯雨林温室の2階東側の回廊で見た食虫植物の花とグランサムツバキ、そして、サバンナ温室で見た花などです。 クリオネミミカキグサ(クリオネ耳掻き草) タヌキモ科タヌキモ属の多年草。原産は中国。花径は8mmくらい 日本海や北極海などの寒流の水域に棲息しているクリオネに似ている ヘリアンフォラ・タティ サ…

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つくば植物園にて_2022年3月(その4) 熱帯雨林温室の原種ランなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回は熱帯雨林温室の2階東側の回廊で見た花などです。この回廊には、その時点で咲いている原種ランが展示されています。 デンドロビウム・クサントフレビウム Dendrobium xanthophlebium ミャンマー、タイの標高1350m周辺に生育する着生種 花径は4cmくらい。白い花にオレンジの斑が入り、美しい。初見で…

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つくば植物園にて_2022年3月(その3) デンドロビウム、バンダ、ヒスイカズラ、カキバカンコノキ、プセウデランテムム・リラキヌム、タッカ・シャントリエリなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回は熱帯雨林温室で見たものです。2階西側から入りますが、いくつかある温室の中では温度も湿度も一番高く、36℃、53%でした。  レンズが直ぐ曇るので、いきなり撮影は出来ません。少し待って、2階西側回廊のランから撮り始めました。 デンドロビウム・タンゲリヌム Den. tangerinum ニューギニア島に分布する着生…

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つくば植物園にて_2022年3月(その2) ユキワリイチゲ、ミスミソウ、マンサク、ミヤマウグイスカグラ、ツノハシバミ、シラハトツバキ、トカラアジサイ、ムニンシャシャンボ、ギーマなど

 3月5日に行ったつくば植物園で見た花などを記録しています。  今回は、屋外で見たものの続きと、多目的温室で見た花です。 ユキワリイチゲ(雪割一華) キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。本州西部から九州に分布 咲き始めて数日といったところで、まだ全開していなかった ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科ミスミソウ属(イチリンソウ属)の多年草。準絶滅危惧種 日本では本州の…

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つくば植物園にて_2022年3月(その1) ウメ、ツバキ、シナマンサク、スノードロップ、クリスマスローズ、アマミエビネ、セツブンソウ、フクジュカイ

 3月5日、つくば植物園(正確には、国立科学博物館 筑波実験植物園)に行ってきました。1月にも行ったのですが、温室だけだったので、今回は外回りを先に歩き、研究展示館の休憩室で昼食をとった後、温室に入りました。  先ずは、受付がある教育棟裏手の梅からです。今年は開花が遅れていますが、品種によっては花付きが良いものがありました。残念ながら園芸種名は殆ど表示されていません。 …

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つくば植物園にて(9) 多目的温室の花など②(シマアケボノソウ、アマミタムラソウなど) & 絶滅危惧種植物温室にて(カンアオイ)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、多目的温室で見た花の続きと、絶滅危惧種植物温室でみた花などです。 シマアケボノソウ(島曙草) リンドウ科センブリ属の多年草。絶滅危惧Ⅱ類(VU) 八重山諸島(石垣島・西表島)の固有種 もともと個体数が少ない上に、開発などによって減少している 花は白地に濃紫色の斑点が入り、アケボノソウにもセンブリにも似ていない…

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つくば植物園にて(8) 多目的温室の花など①(オキナワスミレ、アマミアセビ、アリサンバライチゴ、ダイトウワダン、オオシロショウジョウバカマなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、多目的温室で見た花などです。昨年11月に行ったときは世界の珍しい野生ランの展示でしたが、今回は南西諸島や小笠原諸島など、亜熱帯に分布する絶滅危惧種などが展示されていました。 オキナワスミレ(沖縄菫) スミレ科スミレ属の多年草。沖縄固有種。絶滅危惧IB類(EN) 学名はViola utchinensisで、沖縄…

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つくば植物園にて(7) 熱帯雨林温室の花など③ & 水生植物温室の花

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  前半は、熱帯雨林温室で見た花などの続きですが、冒頭の2種類はヒガンバナ科の花です。これまでに見たことがない品種でした。  後半は、水生植物温室で見た花です。 パラモンガイア・ウェベルバウエリ(ウェーバーバウエリ) ヒガンバナ科バラモンガイア属の多年草(球根)。ペルー、ボリビア原産 花径は16cm位。とても珍しい。初…

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つくば植物園にて(6) 熱帯雨林温室の花など②(ランの色々、スパトグロッティス、エスキナンサス、カメリア・ロシフロラ、ベトナムツバキなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、熱帯雨林温室で見た花などの続きです。  2階の西側回廊から東側回廊に移動すると、すぐ左手に原種ランの展示室があるのですが、逆光の上、ガラスに白いものが付着していて、写真には不向きです。それでも、何とかレタッチして、見られる写真を並べてみました。 デンドロビウム・カスバートソニイ Dendrobium cuth…

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つくば植物園にて(5) 熱帯雨林温室の花など①(インドボダイジュ、テコマンテ・デンドロフィラ、ホンコンシュスラン、ツルタコノキ、アグラオネマ・クリスプム、クロトンモドキなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、サバンナ温室や熱帯資源植物温室の背後に位置する、熱帯雨林温室で見た花などです。  2階の西側から入るのですが、外は寒いので、メガネやレンズが曇ってしまいました(室温は23℃、湿度は80%)。 デンドロビウム・ストラティオテス Den. stratiotes ラン科セッコク属の多年草。インドネシア原産 この…

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つくば植物園にて(4) 熱帯資源植物温室の花(コルムネア、バナナ、オドントネマ、メガスケパスマ、バルレリアなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回は、サバンナ温室と繋がっている熱帯資源植物温室で見た花などです。 コルムネア・リネアリス イワタバコ科コルムネア属の非耐寒性常緑多年草。中米原産 コルムネアはオレンジの花が多い中で、これはピンクの花で、 初めて見ました。金魚のような形の花で、筒状唇形花と言われます アカバナナ(赤甘焦) バショウ…

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つくば植物園にて(3) サバンナ温室の花③(2種類のバンクシア、エリカ各種、ペラルゴニウム・クラッシカウレ、グレビレア・ビピンナティフィダなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回も、前記事に続いて、サバンナ温室で見た花などです。  前記事で「みごろ1位」となっていたススキノキを紹介しましたが、今回も同じ「みごろ1位」となっていた植物「パンクシア」からです。  バンクシアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木で、オーストラリア東部~南東部に分布する固有種。約80種類が知られています。 バンク…

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つくば植物園にて(2) サバンナ温室の花②(クサントロエア・グラウカ、カナリーキキョウ、アメリカハマグルマ、センニチコボウ、モクシュンギク、トゲナシハナキリンなど)

 1月22日に行った、つくば植物園で見た花などを紹介しています。  今回も、前記事に続いて、サバンナ温室で見た花などです。  冒頭は、温室の植物で「みごろ1位」となっていた植物です。細長い葉を周囲に伸ばした幹の頂点から長い棒状のものが伸びています。 クサントロエア・グラウカ(ススキノキ) ワスレグサ科ススキノキ属の常緑剣葉低木。オーストラリア東部原産。古い葉が、赤みを帯びた結晶性樹脂に…

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つくば植物園にて(1) サバンナ温室の花①(マンドレイク、エリカモドキ、キルタンサス、多肉植物の花、オキザリス・ギガンティア、ユーフォルビア)

 「ネタ切れ時のつくば植物園(正確には、国立科学博物館筑波実験植物園)」ということで、1月22日に行ってきました。  冬の温室に入るとレンズが曇るのですが、ここの温室の中では曇りが取れやすいサバンナ温室からです。  ここで、大変珍しい「マンドレイク」の花に出会いました。高温多湿の日本の夏を嫌がるため、国内での開花は珍しいそうです。勿論、初見です。 マンドレイク ナス科マンドラゴラ属(…

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2021年秋つくば蘭展にて(14) ラン愛好団体の出典作品(9) つくば洋蘭会の作品から③

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの紹介です。  今回もラン愛好団体の出展のうち、つくば洋蘭会の皆さんの作品紹介で、シリーズ最終回です。最期はやはりカトレア類になりました。 カトレア・マキシマ C. maxima 南米大陸太平洋側に分布するカトレアの代表的な原種 伊藤忠夫さん カトレア・マキシマ・セルレア(原種同士の交配種) …

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2021年秋つくば蘭展にて(13) ラン愛好団体の出典作品(8) つくば洋蘭会の作品から②

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの紹介です。  今回もラン愛好団体の出展のうち、つくば洋蘭会の皆さんの作品からで、カトレア属及びその近縁の原種を取り上げました。 展示風景 カトレア・ラビアタ C. labiata ブラジル北西部・アマゾン川河口の南側に分布する着生種 小林貴代さん 倉持見永子さん カトレア・ラビ…

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2021年秋つくば蘭展にて(12) ラン愛好団体の出典作品(7) つくば洋蘭会の作品から①

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。  今回はラン愛好団体の出展のうち、つくば洋蘭会の皆さんの作品からですが、カトレア類以外の原種ランです。 エンシクリア・ディクロマ Encyclia dichroma ブラジルに自生する着生種 花径は4cmほど 珍しい 鈴木敏克さん ブラサボラ・ノドサ ‘マス・メジャー’ Brassavo…

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2021年秋つくば蘭展にて(11) ラン愛好団体の出典作品(6) らん友会龍ケ崎の作品から②

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。  今回もラン愛好団体の出展のうち、らん友会龍ケ崎の皆さんの作品からの紹介です。 エピデンドラム・ディフォルメ Epidendrum difforme 熱帯アメリカの標高3000mまでの地域に分布する着生種 緑色の花で、房咲きは珍しいそうだ 住江絆さん ブラッシア・カウダタ Brassia…

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2021年秋つくば蘭展にて(10) ラン愛好団体の出典作品(5) らん友会龍ケ崎の作品から①

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。  今回はラン愛好団体の出展のうち、らん友会龍ケ崎の皆さんの作品からの紹介です。  らん友会龍ケ崎は茨城県龍ケ崎市にお住まいの皆さんが中心の愛好会だと思われますが、ホームページをお持ちではなく、詳細は不明です。  出展者のうち、小泉邦夫さんは池袋サンシャインのラン展などでお名前を見かけますので、この方が中心…

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2021年秋つくば蘭展にて(9) ラン愛好団体の出典作品(4) 水戸市植物公園蘭科協会の作品②

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。  今回のラン愛好団体の出展のうち、水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品の続きです。 カトレア・ポーシア 'カニザロ' Cattleya Porcia `Cannizaro' 福田正通さん ブラソカタンセ・ミカワ・ブーケ Bct. Mikawa Bouquet (Brassanthe Ma…

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2021年秋つくば蘭展にて(8) ラン愛好団体の出典作品(3) 水戸市植物公園蘭科協会の作品①

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。  今回のラン愛好団体の出展は、つくば洋蘭会、らん友会龍ケ崎、水戸市植物公園蘭科協会の3つでした。まず、昨年はコロナの関係からか、出展がなかった水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品です。  水戸市植物公園蘭科協会は、水戸市植物公園の洋ラン愛好会と徳川圀斉氏(パフィオペディルムの育種家、水戸徳川家14代当主)が…

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2021年秋つくば蘭展にて(7) ラン愛好団体の出典作品(2) 優秀作品その2

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランですが、今回もラン愛好団体の出展した優秀作品の紹介です。 ひな壇の写真を再掲します。今回は最前列と、下から2段目の作品紹介です ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’ Habenaria Regnieri 'Innosence'  下から2段目中央 (Habenaria carnea × Haben…

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2021年秋つくば蘭展にて(6) ラン愛好団体の出典作品(1) 優秀作品その1

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランですが、今回から、ラン愛好団体の出展した作品の紹介です。今回の出展は、つくば洋蘭会、らん友会龍ケ崎、水戸市植物公園蘭科協会の3団体でした。  展示会場は例年通り、熱帯資源植物温室で、初回は優秀作品からの紹介です。新型コロナの第5波が収まったばかりだからということなのか、今回はリボン審査は行われていませんでした。  …

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2021年秋つくば蘭展にて(5) つくばコレクションから(5) 野生ランの色々

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの花を紹介しています。  つくば植物園がコレクションしている野生ランの展示はおよそ200点に及びましたが、その紹介は今回が最終回です。 リパリス・ラティフォリア Liparis latifolia 中国南部~東南アジアに分布 花径は1cmくらい リパリス・コンディロブルボン Liparis con…

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2021年秋つくば蘭展にて(4) つくばコレクションから(4) 今年のおすすめラン⑥ など

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの花を紹介しています。  今回も、つくば植物園がコレクションしている野生ランの展示からです。つくば植物園には約3000種類もの野生ランが収集されていて、保存、研究、増殖が行われています。 バーケリア・スカンデンス Barleria scandens 今年のおすすめラン⑥ メキシコの標高1000〜1900mの…

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2021年秋つくば蘭展にて(3) つくばコレクションから(3) 今年のおすすめラン⑤ など

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの花を紹介しています。  今回も、つくば植物園がコレクションしている野生ランの展示からです。 アンキストロキルス・ロスチャイルディアヌス Ancistrochilus rothschildianus 西熱帯アフリカの熱帯雨林に分布する着生種。DNAの情報で進化の 道筋を調べたところ、エビネの仲間に近縁であ…

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2021年秋つくば蘭展にて(2) つくばコレクションから(2) 今年のおすすめラン④ など

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランの花を紹介しています。  今回も、つくば植物園がコレクションしている野生ランの展示からです。 タイワンエビネ(スタイログロスム・フォルモサナム) Styloglossum formosanum 今年のおすすめラン④ 台湾、琉球列島に分布。日本では、沖縄島、石垣島、西表島の限られた 場所にしか自生しておらず…

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2021年秋つくば蘭展にて(1) つくばコレクションから(1) 今年のおすすめラン①~③ など

 まだ右足はかかと歩きしていますが、車の運転が出来そうなので、11月6日に妻と「2021つくば蘭展」を見に行ってきました(HPはこちら)。会期は10月31日(日)から11月7日(日)で、予定では11月2日に行く予定でしたが、ランは大好きなので、どうしても見ておきたかったのです。  11月6日は土曜日だったので来園者が多く、駐車場が満杯で、植物園の北側にある研究棟の駐車場に案内されました。 …

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