1枚目は、Bドームの中央辺りから見上げたところです。高さが28m(10階建のビル相当)もあるので、高木も余裕です。

目を下に転じると、バナナが沢山なっていました

こちらは別の場所から撮ったアダンの実

サンタンカ(山丹花)
アカネ科サンタンカ属の非耐寒性の常緑低木
原産は中国、インド、スリランカなど
最近は、イソクラ属を総称してサンタンカ(またはサンダンカ)と呼ぶ
1枚目はイソクラ・シネンシス、2枚目はイソクラ・コッキネア


ブーゲンビリア
オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性低木。原産は仲南米
和名はイカダカズラ。別名:ココノエカズラ
苞の色は白、ピンク、赤、紫、黄、オレンジなどバラエティに富む

本当の花は白ですが、咲き終わっていました

フリワケサンゴバナ(振分珊瑚花)
キツネノマゴ科イセハナビ属の常緑小低木。ヒマラヤ地方原産
半透明の筒花が下向きに咲く。2つ同時に、左右に振り分けて咲く

アルビニア・プルプラタ(レッドジンジャー)
ショウガ科ハナミョウガ属の多年草。原産はマレーシアなどの太平洋諸島
真っ赤な苞の間から白い花が咲く(→→こちら)

セイロンマンリョウ(錫蘭万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木
原産はスリランカ、インド西岸、マレーシア、インドシナ半島、インドネシア
別名:ウミベマンリョウ(海辺万両)、コウトウタチバナ(紅頭橘)
身近な万両とは木の大きさも実の様子も異なりますが、同属の植物です
2020年8月に行ったときはこんな花(←クリック)が咲いていました

ウコンサンゴバナ(鬱金珊瑚花)
キツネノマゴ科パキスタキス属の非耐寒性常緑小低木
原産は西インド諸島から南アメリカ。別名:パキスタキス・ルテア
コエビソウを垂直にしたような形で、苞の中から白い花が咲く

ドリアンの実
オシロイバナ科ウドノキ属の常緑高木。原産はマレーシア地域~太平洋諸島。葉(長さ30cm以上になる)はレタスのような味で、原産地では生食または煮て食べるほか、家畜の飼料などにもされるという。別名:トゲミウドノキ(刺実独活の木)。英名はキャベツノキ

この辺りからCドームです。葉の隙間から、八重のハイビスカスが見えました

ホナガソウ(穂長草)
クマツヅラ科ホナガソウ属の多年草。南アメリカ原産
文字通り、花穂を長く伸ばし、その途中から次々と花(径約1cm)が対で咲く

ハナキリン(花麒麟)
トウダイグサ科トウダイグサ属の低木。マダガスカル原産
花序は途中で2回分枝して、4つの花を咲かせる
花には花弁状の2枚の苞があるが、本物の花は目立たない

Cドームはここまでで、次回は屋上と屋上温室で見た花などです。
12月7日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
アダンは食べられない?パインみたいな雰囲気?
サンタンカは花弁が丸いと尖ったのとありますね。
フリワケサンゴバナ、可愛い花ですね。
ドリアン、50年位前のバリ島で食した事があります(^o^)丿
ホテルに持ち込んじゃ~駄目というのに
同行者の日本橋のグループが毛布に包んで持ち込んで。
わたしはマンゴスチンの方が美味しかった記憶が。
半世紀前の思い出が蘇りました(^o^)丿
なおさん
温室ではよく見かけるおなじみのものがあると、ほっとしますよね。
信徳
夢の島は熱帯植物園に使えば高さのあるドームでも平気ですね。
ドリアンはマレーシアに行った時、畑にぶら下がって熟れたら採る様にネットを掛けてありました。シンガポールの地下鉄のある駅出たところでドリアンを売っていますが出ると周りがドリアンの臭いで強烈、熟れたドリアンは美味しくて小さいもの一個食べたら翌日鼻血ブー(笑)。
eko
サンタンカは花びらが丸いのと尖った形の2種があるんですね。どちらも色鮮やかで可愛いです。
セイロンマンリョウは艶やかな黒い実が生るんですね。
温室定番の花がさいてどれも綺麗です。八重のハイビスカスが素敵です。
ハナキリンも紅白で見られて良いですね。
river
巨大なドームはバナナの木も余裕の高さですね。窮屈そうな温室に押し込められているところが多いですがここはのびのび育っています。
ドリアンの実はタイで見ました。ホテルに持ち込むのは禁止と言われました。暁の寺の近くで小さく切ったものを売っていたのですが食べなかったのが心残りです。
長さん
アダンの実は熟すと食べられるそうですが、繊維質が多いそうです。パイナップルのように熟しますが、一つ飛騰千切って食べるとか。
サンタンカは黄色い花が咲く品種もありますね。
ドリアンは実を割って直ぐの頃はいやな臭いがありませんが、時間が経つと臭くなるので、酸化するんでしょうか。マンゴスチンは果物の王様と言われますね。1回だけ味わったことがあります。
はるる
長さん
高さが28mもある温室は少ないでしょうね。関東では見たことがないです。
ゴミ焼却場の廃熱で温水プールを経営している自治体もありますね。我が市にもあります。
長さん
夢の島熱帯植物館には圃場に6つの温室がありますが、そこも含めて高温水がゴミ焼却場から供給されています。我が松戸市では温水プールに廃熱を利用しています。
ドリアンは熱帯の食べ物ですよね。日本では滅多に結実しないそうです。バンコクでは物売りの小舟がやってきて、その場で実を割って小分けにしたものを買いました。
長さん
この温室は広い方ではないですが、高さは自慢のようです。
日本で見かけるサンダンカはこの2種類が多いです。黄色い花が咲く品種もあるそうです。
今回は温室の定番が多かったですが、セイロンマンリョウは他では見たことがないです。
長さん
我々の世代は、夢の島と言ったら込み捨て場というのがイメージですよね。この温室はさほど広くはないですが、高さだけは充分です。
ドリアン、食されませんでしたか。それは残念。
長さん
左右のドームに重なるように中央のドームが作られているので、高さが稼げる構造になっています。
ハイビスカスは園芸種が多数作出されており、華やかな八重の品種も多いですよ。
ブーゲンビリアは苞の色が豊富なんです。
月奏曲
あと開放感も半端なさそうw
私もカンボジア…というかシェムリアップのホテルでドリアン食べましたが匂いはさほどでも…どちらかというと見た目のほうがグロテスクだったです(;´▽`A``
まぁ思ったより臭くないじゃ~んと油断してたら屋台のドリアンでうげっとなりましたがwww
長さん
熱帯の木は高くなるものが多いので、このくらいの高さがあれば難でも展示できるでしょう。
ドリアンの実を食したことがありますか。新鮮だといやな臭いはしませんが、時間が経つと強烈な匂いがするそうです。
うふふ
大きな木も伸び伸びできますね。
バナナが食べられるほど熟したらどうするのか、ちょっと気になります(笑)
ロシアンブルー
誰か食べるのかな?
レッドジンジャーの花、真っ赤の中に白い小さな花が
咲くと綺麗ですね。
サラダの木っておもしろいです。
ドリアン食べてみたいです。
すーちん
ブーゲンビリア手ごろに購入
出来ますがー育てるのは大変で
しょうね
長さん
28mもあれば、高木になっても余裕ですね。でも、そんなに高くなったら展示替えをすることはできませんね。
バナナが食べ頃になったらどうするのか、他の植物園で聞いたことがありますが、お客様の頭に落ちてきたら困るので、スタッフが食べるのだとか。
秋月夕香
最近サンタンカやブーゲンビリアなど普通の家でよくみます。
ご近所のブーゲンビリアも昨日みたら終わったところでした。
ドリアンの実。おためしになりましたか。私はまだ勇気もありませんが、食したらおいしいとはきいています。
そういう機会も今ありませんが、もしあったら今度は躊躇なくためしてみます。
長さん
バナナの実、ある植物園で聞いたら、落ちる危険があるので、スタッフが食べてしまうそうです。ここはどうするんでしょうね。
レッドジンジャーの花、今回は咲いていなくて残念でした。
ドリアンは賞味期限が短いので、原産地で食べるのが一番です。
長さん
ウォーキング中、たまにブーゲンビリアを見かけることがありますが、大抵鉢植えです。耐寒性の問題がありますからね。
長さん
関東ではブーゲンビリアは見ることがありますが、民家でサンタンカを見たことはありません。
最近は、ドリアンを輸入することが出来るようで、通販でも買えますが、賞味期限が到着日までなんですって。
ジュン
ハイビスカスがいっぱい咲いていますが
外のブーゲンビレアは寒いので咲きませんね
全部温室に入れてあげたくなります
広い温室が欲しいです
長さん
ご自宅でハイビスカスが咲いているなんて、素敵ですね。
ブーゲンビリアは5℃以上なら屋外でもOKらしいですが、冬は室内の方が良いですね。
イッシー
有るような気がしたんだけど、そんなに臭かった覚えがないんですよね。
長さん
ドリアンの新鮮な実は強烈な匂いはありませんよ。それを食べたんじゃないですか。