AOJS秋の洋らん展2017にて(12) & 日本人のお名前(10)

 11月9日~12日に開催された、AOJS(全日本蘭協会)晴海トリトン秋の洋らん展2017で見たランの中から、ちょっと気になったランを紹介しています。最終回はやはりカトレアです。

品の良い色合いのハイブリッド・ミニカトレア
Cattleya Magic Power 'Scat'
カトレアマ ジックパワー ‘スカット’
小川幸子氏
画像
(Cattleya Rimfire x Cattleya Beaufort)


花径9cmほどの中輪ミディカトレヤ
Rlc. Memorial Gold 'Century21'
リンコレリオカトレヤ メモリアル ゴールド ‘センチュリー21’
小川幸子氏
画像
リップに入った赤褐色の面積が広い個体のようだ
(Rlc. Memoria×C. Beaufort)

 11月9日撮影。

 長い間ランの花におつきあいいただき、ありがとうございました。


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~


日本人のお名前(10)
 﨑間、久々湊、久綱、下田代、蒲澤

 ウォーキング中に出会った珍しい名字について記録しています。ご興味がなければ、スルーしてください。

画像 﨑間さんです。「﨑」の右上部分は「立」です。
 「名字由来net」、「日本姓氏語源辞典」共に、収録なし。
 右上部分が「大」の崎間は 「名字由来net」に収録あり。【読み】さきま、【全国順位】10,198位、【全国人数】およそ710人。旧琉球である沖縄県由来の名字。「崎」は先端、突端、端を表す。

画像 久々湊さんです。湊は港と同意文字ですから、ルーツは漁港の近くだったのでしょう。
 「名字由来net」:【読み】くぐみなと、【全国順位】17,269位、【全国人数】およそ290人。現富山県である越中国射水郡久々湊村が起源である。近年、高岡市など富山県に多数みられる。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】約300人、【順位】16,836位。富山県、北海道。富山県射水市久々湊発祥。江戸時代から記録のある地名。

画像 久綱さんです。忽那から派生した名字のようです。
 「名字由来net」:【読み】くづな、くつな、【全国順位】18,448位、【全国人数】およそ260人。愛知県知多郡美浜町がルーツであり関連姓は久綱であり、愛知県、大分県にみられる。険しい屈曲している地形が語源。関連姓は沓名。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約200人、【順位】18,920位。愛知県知多郡美浜町。忽那の異形。大分県宇佐市ではヒサツナ。【忽那】は、愛媛県松山市。愛媛県松山市の中島(旧:忽那島)から発祥。奈良時代から記録のある地名。地名は「骨奈」とも表記した。推定の古音はコツナ。
 在職中に、上記の松山市中島町で、小学生たちを無人島体験させるツアーを企画・実施させていただきましたが、当時の中島町教育長が忽那さんという名字でした。

画像 下田代さんです。ありがちな名字かと思ったら、珍しい名字でした。
 「名字由来net」:【読み】しもたしろ、【全国順位】13,691位、【全国人数】およそ440人。同名字は、鹿児島県、宮崎県、大阪府などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約500人、【順位】13,293位。鹿児島県、宮崎県、大阪府。①地形。下の田から。鹿児島県南九州市川辺町清水に江戸時代にあった門割制度の下田代門から。②地形。鹿児島県伊佐市大口針持の小字の田代で下から。同地に江戸時代に門割制度の下田代門があった。
 門割制度(かどわりせいど)というのは、江戸時代薩摩鹿児島藩で行われた割地による農民支配制度のことだそうです。

画像 蒲澤さんです。KAMAZAWAと読み方が記されており、下記の資料とは異なる読み方ですから、希少な名字といえましょう。
 「名字由来net」:【読み】かばさわ、かんざわ、がまさわ、【全国順位】19,901位、【全国人数】およそ230人。同名字は、新潟県、東京都、神奈川県などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約200人、【順位】23,342位。新潟県、大阪府、東京都。樺沢の異形。

画像 遠道さんです。遠藤から派生したものと思われますが、このお宅までの道が遠かったのでしょうか。
 「名字由来net」:【読み】えんどう、【全国順位】40,490位、【全国人数】およそ60人。同名字は、埼玉県、福島県、大阪府などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約50人、【順位】44,326位。埼玉県、岡山県・広島県。遠藤姓あり。

 これまで10回シリーズでご紹介してきた珍しい名字は、全国順位およそ10,000位以下の約50種。まだ、ストックはありますが、これにて終了とさせていただきます。おつきあいいただき、ありがとうございました。

出典など:
「名字由来net」(こちら) 日本人の名字(苗字)99%を掲載する。
「日本姓氏語源辞典」(こちら) 日本最大級の姓氏辞典サイト。110,027個の姓氏を解説。


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この記事へのコメント

  • river

    最後はやはりカトレアですね。中南米のランの中で最も早く欧州に紹介されました。従来原種は約40種と言われていましたが生物分類学において分子系統による見直しが行われており分類替えで約80種ですね。
    リンコレリオカトレヤ属はブラッサボラ属×カトレヤ属とされています。ブラッサボラ属の一部がリンコレリア属なったとするとリンコレリア属×カトレヤ属でもよいような気がしますがランの分類は複雑で良く分かりません。
    2017年12月01日 15:32
  • 目黒のおじいちゃん

    蘭展に続いて苗字解説も終わりますか。興味深い関心事ですので後者は将来の定番、ライフワークにされたらいかがでしょう。とりあえずお疲れ様でした。
    2017年12月01日 16:29
  • 信徳

    カトレアの花は大きいものが多いですが最近は
    ミニカトレアが見られるようになりました。
    ミニでも美しいものですね。
    カトレアはランの女王でしたか?
    2017年12月01日 17:26
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    カトレア属の原種数はよく分かりませんが、2010年には旧レリア属が一部を残して57種がソフロニティス属となり、元々ソフロニティス属だった10種と合わせて、67種がカトレア属になったそうです。DNA解析の結果、今後もカトレア属とその近縁種は増えるのではないでしょうか。
    2017年12月01日 17:31
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    花のネタは尽きてしまいました。
    名字の方は残りがありますが、また撮りだめして、別の機会にシリーズを組もうかなと思っています。
    2017年12月01日 17:39
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    カトレア属はランの女王と言われていますね。大輪で華やかなカトレアが観賞用の主流ですが、ミディカトレアや実にカトレアにも魅力的な花がありますね。
    2017年12月01日 17:42
  • 寿々木

    カトレアは唇弁が大きくないといけません、やっとカトレアらしくなりました。蘭の女王様ですから貫禄があります。しゃがんで撮れないでしょうから、無理をしないで下さいね。
    2017年12月01日 19:01
  • shuuter

    カトレア 美しい花咲かせていますね。
    栽培者の努力を思い知らされます。
    2017年12月01日 19:03
  • 乙女ヶ丘

    こんにちは
    洋蘭と言えばやっぱりカトレアですね
    主賓が胸に付ける様な派手なカトレヤも
    良いですが「スカット・センチュリー21」も
    清楚で素晴らしいです。
    日本人のお名前コーナーとても有意義で
    面白かったです。遠道さんは「帰り道は
    遠かった来た時よりも遠かった」ですね。
    (笑)
    2017年12月01日 19:18
  • はるる

    実にきれいで、色といい、姿もよく出来ているものですね。
    品があり、高貴な空気が感じられます。
    珍しい名前、ウォーキングでこれだけ集められたのは驚きです。珍しく読めないような名前、たくさんつけているんですね。当事者は人に読めないかもと思っているのかどうか。
    2017年12月01日 19:43
  • 無門

    こんにちは

    久々湊さん
    今年の夏に知りました
    短歌の先生で
    都合で講演は聞けなかったけど
    どう読むのはその時調べて・・・
    2017年12月01日 19:48
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    このシリーズも最後はカトレアの女王と言われるカトレアにしました。
    しゃがむことは出来ませんが、今のところ松葉杖で4脚ですからカメラは安定します(笑)。
    2017年12月01日 21:15
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    人工交配で作られたカトレアですが、美しい品種ですよね。こんなに形良く咲いても、カトレアの審査は競争率が高いのです。
    2017年12月01日 21:16
  • eko

    やはりカトレアは美しいですね。ランの女王様気品がありますね。
    ウォークング中にこんなに珍しいお名前があるんですね。たくさん集められてびっくりしました。ほとんど目にしたことのない名前ばかりです。
    2017年12月01日 21:23
  • ロシアンブルー

    今晩は。
    やっぱり、カトレアは魅力的な花ですね。
    花は大きいし、気品もあって憧れの花ですよね。
    毎日、ウオーキング中とはいえお花と名字を良くご覧になってますね。
    マンネリ散歩より工夫されたウオーキングも楽しいいですね。
    2017年12月01日 21:28
  • 長さん

    乙女ヶ丘さん、コメントありがとうございます。
    リンコレリオカトレヤ・メモリアル・ゴールドは品の良いオレンジが美しいです。ミディカトレアですが、交配親としても利用されています。
    遠道さんは近道さん(実在)と結婚すると幸せかもね。
    2017年12月01日 21:40
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    カトレアのこの品種を作り出すために、おそらく試行錯誤を繰り返したに違いありません。
    これらの表札、4月から4ヶ月ほどで集めたものです。昔は名付けの由来が周囲に知らされていたのでしょうね。しかし、いかんせん人口が少なかった。
    2017年12月01日 21:50
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    久々湊さんがいらっしゃいますか。ご先祖は富山県から移ってきた可能性がありますね。
    2017年12月01日 21:52
  • nobara

    蘭もグリーンぽいのに挑戦なさってる?
    小川幸子さんて知人の名前と一緒です。
    もしや? 蘭の育成に携わってる?のかしら。。
    我が家の苗字の一字も立つを使うサキです。
    手続きではよくタツさきと言っています。
    2017年12月01日 21:54
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    カトレアはランの女王と言われるだけ合って、美しいものが多いですね。
    私が集めた表札は、比較的新しい住宅街です。全国から都心に集まってきて、周辺都市に住みついたお宅が多いのでしょう。それが珍しい名字が多い理由ではないかと思っています。
    2017年12月01日 21:57
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    ランの中でもカトレアはとりわけ美しいですね。
    住宅街でも花が多い地域と少ない地域があります。そんな時は他のものに目を向けるのです。今回はたまたま珍しい名字が見つかったので、探してみたんです。そうしたら、次々と…。
    2017年12月01日 22:09
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    カトレアは赤系統が多いようですから、他の色を作り出すチョウセンをしているのでしょうね。
    小川幸子さんというお知り合いがおられるのですね。この小川さんは「むさしの蘭会」に所属されています。もしやという可能性がありますね。
    名字の一字が﨑ですか。タツサキなるほどね。﨑を含む名字は80以上もあるんです。ちなみに、崎を含む場合は830以上あるそうです。
    2017年12月01日 22:29
  • なおさん

     やはり、女王様と呼ばれるだけのことはあり、カトレアの類にはいろいろなものがあり、艶やかなものだけでなく、色あいも豊富ですね。これから1、2月と各地でいろいろラン展もあり、楽しみなことでしょう。

     名前についていろいろ調べるのも楽しいことでしょう。どこまでルーツをさかのぼれるか、興味深いことですね。
    2017年12月02日 06:42
  • イッシー

    カトレアに優しい光が当たっていい感じですねー!
    それにしてもレアな名字ばかり集めましたねー。
    自分の名前のルーツ、見に行ったけれど、様々な流派がみられるみたいな感じで、結局ピンとこなかったな~
    2017年12月02日 06:49
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    赤系のカトレアは女王にふさわしい色ですが、黄色系も良いものですね。つくば植物園で行われたラン展では珍しいランが展示されていたのですが、残念ながら、骨折のため行けませんでした。
    珍しい名前を調べてみて、私の名字の由来を調べるきっかけにもなりました。
    2017年12月02日 09:30
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    会場は3階相当分くらいの高さまで吹き抜けで、ガラス越し日差しが十分差し込んでいました。
    名字は発祥が一カ所だけではないものもたくさんあるようです。古い時代に分かれて、あちこちに定着した場合もあるのでしょう。
    2017年12月02日 09:34
  • ジュン

    カトレア
    やはり美しいお花ですね
    色が素晴らしいです
    珍しい名前終了ですか
    お散歩で見つけるのが楽しいです
    昨日あったのですが
    歩いているうちに忘れちゃって
    思い出せないのです
    それだから珍しいのですね
    2017年12月02日 13:29
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    カトレアはやはり美しいものが多いですね。
    珍しい名前、発見されましたか。私も記憶力が鈍っていますから、3歩歩くと忘れてしまいます(笑)。それで、スマホで撮ってくるようにしたんです。
    2017年12月02日 17:17
  • うふふ

    名前のお話、おもしろかったです。
    いろいろな名前があるものだと改めて驚いています。
    また機会がありましたら、教えてくださいませね。
    2017年12月02日 22:40
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    面白かったと言っていただくと嬉しいです。何にでも興味を持ってみるものですね。また歩けるようになったら、表札を見て回りたいと思っています。
    2017年12月02日 23:17

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