AOJS秋の洋らん展2017にて(10) & 日本人のお名前(8)

 11月9日~12日に開催された、AOJS(全日本蘭協会)晴海トリトン秋の洋らん展2017で見たランの中から、ちょっと気になったランを紹介しています。今回は美しいランを集めてみました。

唇弁に細い切れ込みが入ってフリルのよう
Rl. digbyana 'Mrs.Chase'
リンコレリア ディグビアナ ‘ミセス・チェイス’
大石信夫氏
画像
中米~南米北部に原生する着生種。旧ブラッサボラ属
リンコレリオカトレヤを作る交配親として有名


オレンジ一色のランです
Rth. Morning Call 'Pinokio'
リンカトレアンセ モーニングコール ‘ピノキオ’
画像
(Rhyncattleanthe Love Passion × Cattleya Beaufort)


爽やかな黄色のミディカトレア
Rby. Japanese Dream
リンコブラソレヤ ジャパニーズ ドリーム
千葉洋子氏
画像
カトレヤ系の人工交配種。花の幅は約7cm
(Bc. Humming Angel x Rlc. Love Call)

 11月9日撮影。
 (つづく)


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~


日本人のお名前(8)
 丹呉、茅森、井戸端、組谷、越堂

 ウォーキング中に出会った珍しい名字について記録しています。ご興味がなければ、スルーしてください。

 NHK総合TVで毎週木曜日に放送中の「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」に解説者として出演中の森岡浩さんは日本の姓氏研究家のお一人です。また、野球史研究家としても知られています。
 森岡さんのオフィシャルHP「オフィス・モリオカ」(こちら)には、「日本人の名字」や「高校野球100年史」などのページがあり、参考にさせてもらっています。
 また、日本実業出版社のHPでは「森岡浩の人名・地名のおもしろ雑学」を週に1回投稿されています(こちら)。森岡さんは日本文藝家協会に所属されており、文章も読みやすいです。

画像 丹呉さんです。呉の文字から中国から渡ってきた人の名字かと想像したのですが、丹後という地名発祥なのかもしれません。
 「名字由来net」:【読み】たんご、【全国順位】14,849位、【全国人数】およそ380人。同名字は、新潟県、東京都、埼玉県などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約400人、【順位】14,787位。新潟県胎内市、東京都。丹後姓あり。
 たんごと読む名字は、丹呉、丹後の他に、反後、丹后、丹吾、丹古がありました。

画像 茅森さんです。地形や職業から発生した名字ではないでしょうか。
 「名字由来net」:【読み】かやもり、【全国順位】20,867位 、【全国人数】およそ210人。同名字は、北海道、岩手県、千葉県などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約200人、【順位】18,920位。北海道、岩手県、千葉県。①岩手県久慈市山形町繋の小字の茅森から発祥。②地形。茅と森から。千葉県匝瑳市飯高では農業に従事していたと伝える。萱森は異形。
 茅は萱、栢、榧に、森は守に変化した名字もありました。

画像 井戸端さんです。井戸端に家があったのでしょうね。右上に「SEKIHARA」と彫ってありますが、これは読みではなく、別姓のようです。
 「名字由来net」:【読み】いどばた、【全国順位】15,461位、【全国人数】およそ360人。現和歌山県と三重県南部である紀伊起源とも言われるが、はっきりとした出自は不明。近年、北海道を始め日本列島の東側に多数みられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約200人、【順位】18,920位。北海道、千葉県、青森県。①地形。岩手県九戸郡軽米町では井戸のそばからと伝える。②岐阜県高山市久々野町久々野の小字の井戸端から発祥。同地に江戸時代にあった。

画像 組谷さんです。由来は不明でした。
 「名字由来net」:【読み】くみたに、くみや、【全国順位】24,170位、【全国人数】およそ160人。同名字は、神奈川県、秋田県、東京都などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約200人、【順位】22,995位。秋田県秋田市。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。

画像 越堂さんです。ひらがなで読みが彫られていました。
 「名字由来net」:【読み】こしどう、こえどう、【全国順位】40,242位、【全国人数】およそ60人。同名字は、島根県、千葉県、愛知県などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」:【人口】約70人、【順位】37,220位。島根県大田市、大阪府。島根県江津市浅利町の小字の越堂から発祥。

(つづく)

出典など:
「名字由来net」(こちら) 日本人の名字(苗字)99%を掲載する。
「日本姓氏語源辞典」(こちら) 日本最大級の姓氏辞典サイト。110,027個の姓氏を解説。


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この記事へのコメント

  • 信徳

    昨日TVで名字の事をやっていました。
    「富田」と「冨田」、「德川」と「徳川」・・・左が本家で右が分家だと。名字をみればその家のルーツが分かるそうです。
    11月26日、ヒイラギナンテンのコメントで黄色い実と書きましたが黄色い花で実は青黒のブルーベリーの様な実でした。書き間違いで御免なさい。
    2017年11月29日 16:18
  • river

    カトレヤ類はカトレヤ、レリア、リンコレリア、ソフロニティス、エビデンドルムなどたくさんの交配の組み合わせがあります。人工交配種は新しい属名が付くので複雑で理解できません。リンコレリア ディグビアナ は唇弁を大きく美しい波状にするために重要な交配親ですね。
    2017年11月29日 17:02
  • 寿々木

    聞いたことの無い属名の蘭ばかりです。有名な蘭しか知らないのですが・・
    2017年11月29日 18:49
  • 乙女ヶ丘

    こんにちは
    日本人のお名前コーナー
    愉しく拝見しております
    日本実業出版社の本、その昔仕事上で
    行き詰った時には随分お世話になった
    ものです。今度HP覗いてみます。
    2017年11月29日 19:54
  • nobara

    リンコレリア ディグビアナ ‘ミセス・チェイス’
    変わり種?ですね。
    切れ込みが髭のようにも見えます。
    爽やかな黄色のミディカトレア、
    これもなかなか見ないモノですね~
    変わったお名前があるものですね。
    2017年11月29日 20:45
  • うふふ

    リンコレリア ディグビアナ ‘ミセス・チェイス’
    長い名前ですね。
    一度で覚えられないのでコピペしまし(笑)
    カラスウリの花を思い起こすような花ですね。
    井戸端さん、一度聞いたらきっと忘れられないでしょう。
    2017年11月29日 20:49
  • shuuter

    土佐寒蘭の花が咲きました。
    土佐寒蘭も縮小し栽培できる人にお譲りいたしています。
    その一人から今日 寒蘭の写真を同封した手紙をもらいました。嫁入りした寒蘭が立派に咲いたのを見て 微笑んでいます。
    2017年11月29日 21:10
  • 降魔成道

    見たこともない洋ランにただただ驚かされています。
    2017年11月29日 21:15
  • ロシアンブルー

    今晩は。
    最初のランの花、緑色の切りこみが珍しいですね。
    オレンジ一色も良い色ですね。



    2017年11月29日 21:34
  • 月奏曲

    茅森さんは知り合いにいるので普通の名前だと思ってましたw珍しいのか…

    丹呉さんは『恋人は黒い猫だろ』とかいわれるんだろうなぁ…
    2017年11月29日 22:01
  • 無門

    こんにちは

    細いフリルのような
    君は一体
    何を思っているのか・・・
    何て問いてみたいね
    2017年11月29日 22:25
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    本家と分家の名字が違うことは良くあったそうです。本家を氏、分家を姓(かばね)と言って、住んでいる地名にしたりする例があるとのことです。
    ヒイラギナンテンの実、やはり青紫でしたか。
    2017年11月29日 22:37
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    カトレアの人工交配種は多いですね。リンコレリア ディグビアナを交配親にすると、花径やリップが大きくなったり、花色が薄くなるか黄緑になる、花弁が厚くなって長持ちするなどの調書がある反面、花数が少なくなるなどのマイナス面もあるようです。
    2017年11月29日 22:42
  • 長さん

    乙女ヶ丘さん、コメントありがとうございます。
    日本実業出版社の本は会社の業務で役に立つようなものが多いですね。森岡浩さんのHPを覗くと、雑学ネタが覚えられますよ。
    2017年11月29日 22:44
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    リンコレリア ディグビアナは変わり種故に、多くのカトレア系の交配親に使われているんです。
    リンコブラソレヤ ジャパニーズ ドリーム、科アトレ系にしては色が薄めなミディタイプですね。
    2017年11月29日 22:48
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    ランの名前はラテン語の学名で、長いものが多いです。同じ品種でも、個体が違うと‘’で自分の好きな名前を付けたりするので、余計長くなります。コピペ。正解です。
    井戸端さん、会議が好きなんでしょうか(笑)。
    2017年11月29日 22:51
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    土佐寒蘭、咲き始めましたか。嫁に出した寒蘭ですか。自分の娘の元気な姿を見た思いだったのでしょうね。
    2017年11月29日 22:54
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    レスが前後して申し訳ありません。
    ランの俗名、多すぎて覚えられません。おまけに、人工交配で新しい属が次々に登場したり、属の名前自体が変わったりしますからね。
    2017年11月29日 22:58
  • 長さん

    降魔成道さん、コメントありがとうございます。
    ランって種類が多いでしょう。ラン展に行く度に初めて見る品種に出会います。
    2017年11月29日 23:00
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    唇弁に細い切れ込みが入ったランは珍しい部類でしょうね。これも特定の昆虫を呼び寄せるための進化なのでしょう。
    2017年11月29日 23:01
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    茅森さん、知り合いにいらっしゃいますか。会社の先輩には祁答院さんというとても珍しい名字の方がいらっしゃいました。ケドさんという愛称で呼ばれていました。
    あっ、黒猫のタンゴね。50年近く前の歌ですよ。よく知ってましたね。
    2017年11月29日 23:09
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    カラスウリほどではないけれど、このフリフリで特別なポリネーターを誘っているんだと思います。
    2017年11月29日 23:12
  • mori-sanpo

    オレンジ一色のラン、「ピノキオ」という名前で納得です。
    井戸端さんという名前、何となくユーモラスですね。
    2017年11月29日 23:40
  • なおさん

     リンコレリア ディグビアナ ‘ミセス・チェイス’はカラスウリを巨大輪にして緑色に染めたような雰囲気ですね。やはり、チョウやガの類に目立つようにということでしょうか。
    2017年11月30日 04:30
  • イッシー

    一番上の蘭、切れ込みフリルも凄いけれど色合いも綺麗ですねー。ふり仮名がふってある表札って初めて見ました。
    2017年11月30日 05:31
  • すーちん

    お早うございます
    井戸端さんはいいですねー
    何か庶民的で
    2017年11月30日 07:46
  • はるる

    本当に美しいランですね。
    ランは珍しく美を感じる花だと思います。
    世の中には変わった名前がこれほどいるのには驚きます。
    2017年11月30日 08:54
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    リンカトレアンセ・モーニングコールのピノキオという個体、リップが長く伸びて、ピノキオの鼻を連想させますね。
    井戸端さん、自己紹介したらいっぺんで覚えられてしまう名字ですね。
    2017年11月30日 09:42
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    リンコレリア・ディグビアナ、ポリネーターが分かっていないようですが、夜行性のある蛾の存在を思わせます。花弁が大きいので、交配親として知られています。
    2017年11月30日 09:45
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    リンコレリア・ディグビアナは大輪で、花色とリップのフリルが魅力です。
    ふりがなを振った表札、珍しい名字だと自覚していらっしゃるのでしょう。
    2017年11月30日 09:48
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    井戸端さん、長屋住まいなんかだとピッタリな名字かもしれませんね。時代劇で奥さん同士が井戸端で話が盛り上がる光景が目に浮かびます。
    2017年11月30日 09:51
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    カトレア系のランは美しいものが多いです。美しくて大輪のカトレアを作出するために、1枚目のランは交配親に使われています。
    珍しい名字、おおむね1万位以下のものを取り上げています。
    2017年11月30日 09:55
  • ジュン

    本当に美しい蘭ですね
    種類が多く驚くばかりです
    そうだ!
    友人に大家(おおや)さんがいます
    珍しくないかなぁ
    2017年11月30日 11:08
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    ランは綺麗なものが多いです。好きなランの花を撮っているときは至福の時間です。
    大家さんはルーツが色々あり、「名字由来net」によると、全国順位1,989位、全国人数 およそ7,700人ですから、そう珍しい名前ではないようです。
    2017年11月30日 11:45

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